De & CO Photography

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私はお客様にとっての日本代表。その気持ちを欠かしたことはありません。

インバウンド事業コーディネーター

浦田 寛子

Q.デコルテに入社した理由

子供の頃からボーイスカウトを通して様々な国の人と交流してきた影響もあり、大学では中東政治に興味をもち、イギリス留学も経験しました。その学生時代の海外経験から、他者との違いを受け入れ、共生することの重要性を学びました。「多様性」という言葉を人生のキーワードにしながら就職活動を開始した時、デコルテと出会いました。インバウンド事業部の求人が出ており、3つのポイントが私にヒットしました。

ポイント1「異文化の人と働くことができる」。
ポイント2「海外のお客様と交流ができる」。
ポイント3「型にはまらない多様なスタイルのブライダル事業を手がけている会社である」。

多様性を大事にする私にとって、クリエイティブな会社で、文化のそれぞれ異なるスタッフやお客様と関わることができる環境は、まさに理想郷だと感じ入社しました。実際、海外事業部の日本人は私だけで、日々の業務の中でもお互いの共通点や (いい意味で) 違いを感じています。毎日が国際交流で、このような環境で働けることに大変喜びを感じます。

Q.インバウンド事業の仕事とは

私たちの業務の魅力は、お客様の希望に合わせて撮影プランをご提案し、撮影の通訳としてお客様に満足していただくことももちろんですが、Webサイトの制作や広告制作など、業務が多岐に渡ることも魅力の1つです。立ち上がったばかりの部署で、チーム全員でどうすれば事業が発展していくのかを試行錯誤し、接客業務以外にも様々なことにチャレンジできるのは本当に楽しいです。

もう1つの魅力は、親善大使にならなくても、お客様にとっての「日本代表」になれることです。海外のお客様の中には、初めて日本に来られる方も多く、私たちのお客様への対応は、デコルテだけでなく、日本(日本人)のイメージに影響しています。メディアを通してではなく、実際に私自身が海外のお客様と関わることで、日本の文化や日本人について発信できるというのは、この仕事の醍醐味でもあります。常に、「私は日本代表だから」という想いを胸に、お客様の対応をさせていただいています。

Q.最も印象に残っている仕事は

東京で撮影を予約されたインドネシアのお客様が、システムをご説明しても「前金は払いたくないから、代わりに立て替えろ」「指名料は払わないが最高のカメラマンを手配しろ。会社の評判に関わるぞ!」と意見を曲げないので、大阪から対応に向かったことがありました。撮影日にお会いしてみると、インドネシアと日本では文化も考え方も異なりますので、お客様は騙されるのではないか、手を抜かれるのではないかと不信感をお持ちのようでした。お客様に安心感を与えなければ!と思い、会話の中からお客様との共通点を探して親近感を持ってもらうよう試み、カメラマン&メイクとともに満足いく撮影を実現してあげたい一心で取り組みました。その想いが伝わったのか、撮影が終わった時には大変満足されて、別人のように笑顔で何度もありがとうと言っていただきました。

日本では当たり前のことも、海外ではそうではないことが多いですし、お客様にとってその違いが不安要素になっていることもあります。 その不安要素を取り除くために、お客様からの信頼を得ること、そしてお客様との共通点を探して、お互いを理解しようとする大切さを改めて考えさせられた体験でした。

Q.今後の目標は何ですか

現在、デコルテは香港に事業所がありますが、問い合わせは香港以外のお客様からも非常に多く、同じアジアでも前撮りのスタイルも様々です。海外のお客様からの需要が高まっている中で、こちらもその多様さを理解し、それに順応しつつ、同時に日本やデコルテの良さを活かしながらサービスを提供していきたいと考えています。 また、まだまだ自分でできることは少ないですが、楊さんのサポート役として、自分の役割もしっかり果たしていきたいです。

個人的には、メディアによって差別意識や偏見がつくられる前に、子供のころから異文化や他人種について理解を深め、多様な考え方の形成に繋がるような活動ができたらと考えています。写真を通して教育面でのサービスを展開することも、会社が成長を続けていけばいつか実現できるかもしれません。そのためにも、たくさんのお客様と向き合って、相互理解を深めながら日本代表として仕事をしていきたいと思います!

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