De & CO Photography

De & CO Photography

「ナチュラルな笑顔の写真って、
やっぱりいい」

フォトグラファー

池崎 健史郎

入社4年目

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転職してきたから分かること

カメラマンになった経緯は―。

写真には元々興味があり、大学で写真学科を専攻。その時に地元の写真館でアルバイトをしていて、そのままそこに就職。自然にカメラマンになっていた感じですね。デコルテに入社したのは4年ぐらい前。前職の写真館では、結婚式当日を撮影していたんですが、土日は忙しくても平日はわりと暇で物足りなさを感じていました。そんなときに元々知り合いだった薩摩に誘われて、デコルテに入社を決めました。ここならステップアップができると思ったのが理由です。

デコルテと前職の違いは―。

大きく3つ。1つめは、挙式写真と前撮りの違い。前職では結婚式当日の写真撮影をメインで行っていました。結婚式当日の撮影は、当日の流れの中で瞬間を切り取っていく。前撮りはそれよりも「創る」感じなので、撮る中でのお客さんとの接し方がいろいろと違いますね。2つめは、カメラマンが契約前の接客から行うこと。前職は既に仕事があるところからのスタートでしたが、デコルテでは仕事を創るところから自分で行う。慣れるまで大変でしたが、結果がすべて自分に跳ね返ってくるのでそれがやりがいでもあります。

3つめは、実践数。結婚式当日だけの撮影だと、やはり土日に仕事が集中して平日は暇なことが多い。その分、経験数も段違いに違いますね。僕がデコルテに入った当時は人も少なかったので、出勤初日から撮影に入らせてもらいました。こんなに毎日撮影できるところは他にない。

時間、空気、感情。そのままを切り撮りたい。

印象に残っているエピソードを教えてください―。

糸島での撮影です。福岡市の隣にある島で、今では若い人に人気のスポット。当時新しいロケ地として、糸島を検討している時でした。そんな時にちょうど、ひと目で「モデルになっていただきたい」と思ったすごくいい感じのお客さんに出会ったんです。「これは!」と接客の中で糸島の良さをアピールして、糸島で行うこととモデルになっていただくことに賛同していただき、撮影が実現しました。

当日は夕陽がそれまで見たことのないぐらいに綺麗だった。オレンジ色と赤色が絶妙に混ざり合ったあの空の色は今でも忘れられない。お客さんもすごく喜んでくれました。元々とても自然なおふたりで、いい表情が撮れたのも良かったです。新しいことにチャレンジしながらお客さんに喜んでいただいて、思い出深い一枚です。

「こんな写真を撮ってみたい」というのは―。

ポーズをつけずに、ただデートをしているだけのような“超自然”な二人を切り撮りたい。仲の良い人みんなで集まったり、自然な時間の写真。やっぱり結婚式当日って、仲の良い人に囲まれて本当の感情が溢れている人生最良の日。ここが僕のベース。実は、僕もついこの間結婚したんです。出来あがった写真を見ると、やっぱり自然と笑っているナチュラルな写真っていいなと思いました。そんな自然な写真を前撮りでも撮りたいですね。

福岡のリーディングスタジオへ

店長として思うことは―。

うちはカメラマンによって「色」が全然違う。そしてそれを良しとしてくれる会社。だから後輩を指導するときには、型にはめないように意識しています。なかなか教えるって難しい。何も言わなくても良い写真が撮れる人もいれば、たくさんアドバイスしても伸び悩む人もいて、センスもあるし、身につけていくものだから本当に人それぞれ。今福岡店で店長をしていますが、いつも教えるって難しいとしみじみ思います。

今後のビジョンは―。

福岡を盛り上げたい。福岡のお客さんはどちらかというとベーシックなものを好む傾向がある。自分達で「こういう写真を撮りたい」とイメージして来店される方は少なくて、こういう写真が流行っている、人気がある、といった「みんながやっていること」を望む方が多い。だからある意味、提案することがお客さんにとっても僕らにとってもすごく大事。お客さんはどちらかと言えば僕たちに任せてくれる方が多いから、自ら意識して新しい写真に挑戦していかないと進化もないし、撮影がルーティン化していってしまう。お客さんも僕自身もワクワクできるようにロケ地の拡大や提案の幅を広げながら、写真でも、店長としても福岡を引っ張っていきたい。

カメラマンとして、高みを目指して

写真とは―。

父親が私の結婚式でこう言ってくれました。「写真とは記憶に残るもの。それがあることで記憶が蘇り、思い出も蘇る。そういう大切なものを仕事にしていて嬉しい」って。僕自身も改めて再確認できたし、とても嬉しかった言葉。写真って、父の言葉通りそういうものだと思います。

どんな人と一緒に働きたいですか―。

大前提は写真が好きなこと。それに加えて知識欲や向上欲がある人に入社してほしい。あとは、やっぱり人を撮るので、人が好きな人。

デコルテをPRするとしたら―。

自由に、型にはめずに写真が撮れるのがいいところ。そして、これだけ写真を撮れる場所はあまりないです。他の写真屋さんの何倍もの数を撮影できるし、デコルテ内で切磋琢磨しあえるから成長スピードもすごく早い。他の店舗の写真を見ると、すごくいい写真があがっていて「やられた~!」って思ったりしますよ。自分を成長させたい人にはいい環境です。

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